2017/01/03
■ [変愚蛮怒/開発]地形情報f_info.txtの地形変化情報(K:)の仕様(変愚蛮怒 Ver2.1.5)
地形情報f_info.txtのデータ形式(変愚蛮怒 Ver2.1.1)のさらに追記事項。
K:にはその地形が属性攻撃の影響やプレイヤーのコマンドに応じて発生した地形の変化先を定義する。フォーマットは
K:[作用原因ID|"DESTROYED"]:[変化先ID]
となり、作用原因IDのものは最大8行まで、DESTROYEDは最大1行まで指定できる。
DESTROYEDは恐らく*破壊*などを受けた場合の変化先として定義されたのではないかと思われるのだが、現在の所、*破壊*の発動ケースとその処理の流れ(変愚蛮怒 Ver2.1.2 rev3303)で参照されている形跡はなく、他にもらしい部分は見つからない。
作用原因IDは簡単のため(になっているかどうかは分からないが)昨日の地形情報f_info.txtの地形特徴(F:)一覧で定義された地形特徴と同じものが充てられており、変化先IDでf_info.txtで定義されたタグを指定する。
例えば「鍵のかかったドア」(の一つ)ならばこうなっている。
N:33:LOCKED_DOOR_1 J:鍵のかかったドア E:locked door G:+:U M:CLOSED_DOOR W:10 K:DESTROYED:*FLOOR* K:OPEN:OPEN_DOOR K:BASH:BROKEN_DOOR K:SPIKE:JAMMED_DOOR_2 K:DISARM:CLOSED_DOOR F:POWER_1 | NOTICE | REMEMBER | OPEN | BASH | SPIKE | TUNNEL | DOOR | F:HURT_ROCK | CAN_PASS | HURT_DISI
この場合
- (未実装だが)*破壊*された場合*FLOOR*(CONVERT属性を持った処理作業中の床)に
- 開けるコマンドの対象となった場合OPEN_DOOR(開いたドア)
- 体当たりコマンドの対象となった場合BROKEN_DOOR(壊れたドア)
- くさびを打つコマンドの対象となった場合JAMMED_DOOR_2(くさびが打たれたドア)
- 解除するコマンドの対象となった場合CLOSED_DOOR((鍵のかかってない)ドア)
に変化する。
これらの地形変化情報は具体的にはcave_alter_feat()関数で反映されているので、どのような時に使われるかは都度ソースを参照の事。