2015/11/14
■ [Angband]『Angband Releases: 3.1.1』和訳「更新リスト」残り
http://rephial.org/release/3.1.1を和訳はこれで全部。相変わらず必要な情報尽くしだがともかく手間がかかった。
更新リスト(続き3)
- 財宝感知のロッドが鑑定を必要とするバグを修正しました。
- birth_moneyをポイント制でキャラ作成した場合に500$手に入るように修正しました。
- 二重耐性時のダメージを修正しました
- 杖の英語複数形(staves)を修正しました。
- アーティファクトの発動充填時間を修正しました。
- 特別な指輪をアイテムの情報画面で表示するようにしました。
- ランダムアーティファクトのセーブ/ロードを修正しました。
- 帰還の詔状態をステータスラインに表示するようにました。
- テレポートレベルの巻物の効果は鉄人モード時は99F以前ならば常に下に潜るようになりました。
- アイテムの知識メニューの使用時にアイテム種別ごとの自動処理を設定できるようになりました。
- 特別製の生成率を若干下方修正し、上質の生成率を若干調整しました。
- 感知範囲をほんの少し下方修正しました。
- 'K'コマンドでのアイテム破壊を廃止し、代わりにdestroyプロンプトを採用しました。
- パワードラゴンスケイルメイルを若干弱体化しました。
- 防具強化の巻物が成功した時のみでなく、読まれた時に鑑定されるようになりました。
- トロル・プリーストのHPを下方修正しました。
- デフォルトでshow_flavorsフラグをOFFにしました。
- クリティカルダメージをオブジェクトの記述の平均的表示に含めるようになりました。
- カブラックスをアンカラゴンのように「恐ろしく暗く」しました。
- 呪いの装飾品は常に負のpvalのみ持つようになりました(一時的対応)
- プレイヤーが「怖くて攻撃できない」のは起きたモンスターのみになりました。
- 情報表示中の表示エディタに若干の修正を加えました。
- イークをモンスター情報表示リストに加えました。
- アイテムの知識リストをアルファベットからsval順に変更しました。
- フロアに落としたアイテムがそのグリッド中自動処理対象となったものから、最も古いものを削除するように修正しました。
Unixポート上の更新
- angbandのmanページを更新しました。
- debianパッケージとして運用できるようにしました。
cursesポート上の更新
- メモリアクセスのout-of-boundエラーを修正。(#666)
- ゲーム終了時にターミナルカラーの破壊を起こさないよう修正。(#678)
- ローグライクキーセットをクラッシュさせるため、BSD上でのctrl+Yキーを無効にしました。
- curses上のキーパースを用い、より移植性を高め、Escapeキーの遅延を解消しました。
表面に見えないコード上の変更
今一度、ゲームに大きな規模のソース再構築がいくつか見られました。以下のようにいくつかの箇条書きでまとめます。
- キャラクターダンプ出力ファイル指定のプロンプトコードをリファクタリングし、プラットフォームネイティブなポート上で上書き処理を可能にしました。(#513)
- BSD式のmakeをサポートしました。(#616)
- 属性スレイや種族スレイを一か所でまとめつつ、どこか他の場所で参照できるようにリファクタリングしました。(#664)
- プレイヤーの能力値をcalcbonuses()からのみ参照するようになりました。(#749)
- ゲーム開始時の主要な処理はキー入力基準でなく、コマンド基準で扱うようになりました。
- 配列上により多くのフラグを追加できるようになりました。
- "make clean"コマンドでリスト中の全ての中間ファイルをサブディレクトリも含め削除するようになりました。
- フラグ指定基準の地形設定システムを実装し始めました。ただし、まだ全く運用はされていません。
- z-vietが正しい型変換を行うようになり、エラーを早期に把握できるようになりました。
- autoconfのインストールエラーを修正しました。
- 必要でないうかつなsu処理を行うgetlogin()の呼び出しを取り除きました。
- 依存関係生成にディレクトリ名自身を加える必要ができました。
- main-x11.cからuint型を取り除きました。
- OSXのメイクファイルを少し簡略になるよう調整しました。
- ゲームがすこしボーグ向けになりました。
デバッグモード上の更新
- ヘルプファイルにデバッグモードのドキュメントを追加しました。
- ctrl+A→Cコマンドを使う時に、コマンドカウントの指定なしでプロンプトからアーティファクト名を指定できるようになりました。
- ctrl+A→nコマンドを使う時に、コマンドカウントの指定なしでプロンプトからモンスター名を指定できるようになりました。
- プレイ中のアイテムに呪いの度合い調整を与えることができるようになりました。