2015/11/05
■ [Angband]『Angband Releases: 3.0.9』和訳
http://rephial.org/release/3.0.9を和訳した、つもりだが相変わらず怪しい所は多い。流石にこれ英語としても意味が通じるのかちょっと分かりづらいことが多し。
訳追記
一部あいまいな意味の確認のため、hdns氏が前後のバージョン動作を確認してくれました。多謝。
背景
バージョン3.0.9は2007/07/28にAndrew Sidwell氏によってリリースされ、3.0.8リリース一ヵ月の間に発生したバグの修正を目的とするものになりました。バグの原因は自動除去インタフェースの不足部分が、価値のないアイテムを自動的に除去対象にするかどうかを定める新しいオプションの導入を行えるほど十分に考慮することが欠けていたことにあり、「効率的な手抜き」でした。そして、新しい'K'コマンドはこれと同様にアイテムを除去する、という機能になりました。
更新リスト
- Kコマンドにより除去対象としてアイテム種別をマークする機能が追加されました。
- ジャンプと飛び越え、自動拾いを行わないコマンドが復帰しました。これは古いコマンドが行うのと同様に、"flip pickup"は行いません。
- islower(),isdigit()その他の関数で関数、が常に(unsigned char)キャストを行うようになりました。
- アイテム表示機能中に、フレーバのついたアイテムが正しく動作するようにグラフィックを作成しました。
- ビッグタイル中に表示するコマンドメニューを若干のハックと共に修正しました。
- ビッグタイルモード中のモンスターのリスト内にあるモンスターに絵をフルで表示するようになりました。
- (William McBrine氏にとり)あからさまにおかしいmenu-gcuのバグを修正しました。
- disturb_panelを再び動作させました。(3.0.6時のバグです)
- GNUSOURCE定義に暗黙的なsetresgid()エラーを追加しました。
- obj-info.c中の簡易な記述提供機能をアイテムに追加しました。
- NO_FUELフラグを追加しました。
- LITEフラグの挙動を修正しました。
- 追放の効果を一つのまとまった処理にまとめました。死は速やかに訪れます(Death now comes quickly.)
- (Hugo Kornelis氏により)呪文やオブジェクトの記述を改善しました。
- そのままか自動的か、gキーにより、受け付ける入力が何であるかを表示するようになりました。
- 酸のダメージ効果が確実に起きるのではなく、たまの効果になりました。
- 暗黙な自動破壊対象アイテムがモンスターのドロップによりどこに配置されたか、いつ確定したか(あるいは何であろうとも)に関与しなくなりました。これはモンスターを殺した時に発生するドロップがそのモンスターから何もない間の向こうにばら撒かれるのを止めます。
- アイテムが上に置かれている地点の上に作られた時、結界の紋章は弾かれるようになりました。
- 自動刻み除去のバグを修正しました。
- "!d"刻みは自動的にアイテムを落とす自動除去を抑止し、"!k"刻みは自動除去アイテム設定を無効にするようになりました。
- (Windows環境下で)ウィンドウは逆順に開かれるようになりました、Term5、Term4、Term3のような順です。
- (GTK)ユーザ設定が保存されるようになりました。
- Hugo Kornelis氏に小さな多数の報告がありました。(詳細な情報はhttp://dev.rephial.org/trac/ticket/252を参照してください(訳者註:リンク切れ))
- "birthnopreserve"の記述がもう少しあいまいにならないよう書き直しました。
- アイテムを盲目時でも床から使う事ができるようになりました。
- ヘルプを取り除いた後のテキストインデントをリセットしました。これはモンスターの思い出がスクリーンの側縁から1キャラ分のインデントを取らなくなったことを意味します。
- (Linuxのみ)上に移動した時点で店への入店処理が行われるようになりました。
- IDやその他何でもフレーバを知っていれば、それだけで自動破壊のマーク対象にすることができるようになりました。
- アイテム感知の挙動をhide_squelchableオプションを参照するよう修正しました。
- 情報メニューからハイスコアテーブルへのリンクを追加しました。
- 初期装備を自動破壊やアイテム情報に関する目的から、既知のアイテム状態とおくようになりました。
- モンスター情報リスト中に足りないものを追加しました。
- 情報画面を整理し、思い出情報は常にスクリーンの上部に表示し、アーティファクトスポイラーの提供は停止しました。
- 店の整理後に、プレイヤーの所持品中のアイテム数を正しく表示するようになりました。
- 店処理中の余計な-more-表示を止めました。
- 店に入った時にプレイヤーレベルが50で発生する配列外アクセスの可能性を修正しました。
- アイテム情報メニューを改良し、アイテムのフレーバー文を先に表示するようになりました。
- EAT_LITE(光源を食べる)モンスターの処理が再び有効になりました。
- 盲目耐性を自己分析中に表示するようになりました。
- ローグライク用キーセット時にhキーが店で動作するようになりました。
- x11のキーコード変換処理("^_]3244" を "[PgUp]" と書き直す機能です)をprefファイル中の'-'と'='が自動マクロ処理を破壊し、阻害するために取り除きました。これはフロア中のアイテムを使おうとするときに顕著に発生するものです。
- マクロ間の関連付けメニュー中、プレイヤーのタイプしたマクロが表示された時、キーコード変換処理で置き換えられた状態で常にちょっとした不具合が起こるバグを修正しました。
Autoconfについて
BSD中でgmakeコマンドを使って下さい。多分正常に動くはずです。
- 全てのファイルを正しくインストールしてください。
- DEFAULT_PATHを正しく拡張してください。
- X11のパスをインクルードしてください。
- 実効可能なangbandを適時選択してください。
- SDLサウンドサポートを修正しました。
- ".dependファイルが見つからない"エラーを修正しました。
■ [ヴィーヤウトゥムノ]グリッドバグ/Grid bug (Violet 'I')リテイク
=== Num:34 Lev:1 Rar:3 Spd:+0 Hp:2d4 Ac:2 Exp:4 奇妙な、電気的な虫だ。 それは通常地下 1 階で出現し、少々不規則に普通の速さで動いている。この自然 界のモンスターを倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約1.33 ポイントの 経験となる。それは通常集団で現れる。それは AC2 の防御力と 2d4 の体力があ る。それは空を飛ぶことができる。それは光っている。それはまれにテレパシー で感知できる。それは稲妻の耐性を持っている。それは進化しない。それは恐怖 を感じない。それは侵入者を幾分注意深く見ており、 100 フィート先から侵入者 に気付くことがある。それは 1d7 のダメージで噛んで感電させる。
鬼畜大佐『ロムンクァリィ』
『トロン』の元ネタに忠実なバージョン(てか後から中の奴が同チャンネル住人に 教えてもらった奴)ね。要はソフトウェア・バグくんの同類よ。
アッキ=ニンジャ『ウルウェン』
増えないだけよかったな(にっこり)