■ [ヴィーヤウトゥムノ] イクシツザチトル/Ixitxachitl (Slate 'l')

=== Num:220  Lev:12  Rar:1  Spd:+0  Hp:12d8  Ac:30  Exp:40
深海に棲む悪魔のエイだ。
それは通常地下 12 階で出現し、普通の速さで動いている。この自然界の邪悪な
るモンスターを倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約160.00 ポイントの
経験となる。それは AC30 の防御力と 12d8 の体力がある。それは水中に棲んで
いる。それは毒と水の耐性を持っている。それは経験を積むと、吸血イクシツザ
チトルに進化する。それは侵入者をしばらくは見ており、 200 フィート先から侵
入者に気付くことがある。それは 2d5 のダメージで刺して毒をくらわし、 2d5
のダメージで刺して毒をくらわす。

吸血イクシツザチトル

アッキ＝ニンジャ『ウルウェン』

やはり種族的にオランウータンの餌感が否めんな。
スケイヴン同様突出した個体が変愚に輸入されとらんし。

鬼畜大佐『ロムンクァリィ』

スケイヴンにはミニチュアウォーゲーム上で英雄がゴロゴロしているけど、
こいつらにはそういうユニークな大物はいるのかしら？
そもそも、あんまり公式に愛されている種族には思えないわあ。

■ [ヴィーヤウトゥムノ] シャドウ・デーモン/Shadow demon (Violet 'G')

=== Num:665  Lev:42  Rar:3  Spd:+10  Hp:10d20  Ac:30  Exp:425
ぼんやりとした人間のような姿をした強力な暗黒の精霊だ。滑るように近づいて
は、その剃刀のような爪で冒険者の生命を奪い、力を得るためにその魂を吸い取
る。
それは通常地下 42 階で出現し、素早く動いている。この邪悪なるデーモンを倒
すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約5950.00 ポイントの経験となる。そ
れは通常集団で現れる。それは魔法を使うことができ、地獄の矢の呪文を唱える
ことがある(確率:1/8)。それは AC30 の防御力と 10d20 の体力がある。それは空
を飛び、壁をすり抜けることができる。それは暗黒に包まれている。それは透明
で目に見えない。それは冷血動物である。それは素早く体力を回復する。それに
は明るい光でダメージを与えられる。それは冷気と毒と暗黒と地獄の耐性を持っ
ている。それは進化しない。それは混乱しないし、眠らされない。それは侵入者
をしばらくは見ており、 300 フィート先から侵入者に気付くことがある。それは
一つか二つのアイテムを持っていることがある。それは触って経験値を減少
(80d6+)させ、 2d10 のダメージで触って魔力を奪い、 1d10 のダメージでひっか
いて知能を減少させ、 1d10 のダメージでひっかいて賢さを減少させる。

アッキ＝ニンジャ『ウルウェン』

アタシ等のおやつ君オッスオッス！

鬼畜大佐『ロムンクァリィ』

ドリード君の方が好きだけど、まあ塩かコンソメかって程度の違いよね。

■ [変愚蛮怒/スポイラー]生い立ち生成処理と社会的地位計算(変愚蛮怒 ver2.1.5)

プレイヤーキャラ作成時の社会的地位はランダムに生成される生い立ちの内容に応じて増減する。アルコンだと常に90台、逆にバルログだと常時1になるのも1通りしかない生い立ちメッセージの総計が全て大きなプラス/マイナスになっているためである。

生い立ちメッセージの各文節はhist_type構造体の配列であるbg[]に定義されている。

hist_typeの構造は以下の通りである。

/*!
 * 生い立ちメッセージテーブルの構造体定義 / Player background information
 */
struct hist_type
{
 cptr info;     /*!> メッセージ本文 / Textual History */
 byte roll;     /*!> 確率の重み / Frequency of this entry */
 byte chart;    /*!> 生い立ちメッセージの流れを示すチャートID / Chart index */
 byte next;     /*!> 次のチャートID */
    byte bonus; /*!> メッセージに伴う社会的地位の変化量(50が基準値) / Social Class Bonus + 50 */
};

各文節はチャートIDをもっており、

• 各種族毎に開始するチャートIDが指定されている。
• 同じチャートIDから確率に応じて1つを選択し、文章に加える。
• 同時に文節に応じた社会的地位変化量を50+1d4をスタートとして加算していく。
• 次の文節を次チャートIDに求め、次チャートIDが0の文章を加えた時点で完成となる。

「確率の重み」は筆者が加えたコメントで結局分かりづらいままになっているが、同じチャートIDの積算値がプログラム上で入っている（実確率は前の(変数上の値-同チャートID値)%となっている）

また社会的地位変化量も実際の増減量に+50を加えた値がデータ上に入っている。また社会的地位は加算を繰り返した最後に1～100の範囲にキャップされる。

以上を踏まえた上で実データは以下のようになっている。

種族毎の開始チャートID

hg配列から算出したデータ