2013/01/03
■ [変愚蛮怒/開発][追記予定]地形情報f_info.txtのデータ形式(変愚蛮怒 Ver2.1.1)
地形情報ファイルは lib/f_info.txt に存在する。このファイルは地形一件ごとに以下の例のようなフォーマットで定義を行っている。(#以下の行はコメントとなる)
N:38:LOCKED_DOOR_6 J:鍵のかかったドア E:locked door G:+:U M:CLOSED_DOOR W:10 K:DESTROYED:*FLOOR* K:OPEN:OPEN_DOOR K:BASH:BROKEN_DOOR K:SPIKE:JAMMED_DOOR_7 K:DISARM:CLOSED_DOOR F:POWER_6 | NOTICE | REMEMBER | OPEN | BASH | SPIKE | TUNNEL | DOOR | F:HURT_ROCK | CAN_PASS | HURT_DISI
「N:」IDとタグ
N:[ID]:[タグ]
[ID]
- 地形を一意に定義するための数値ID。故に値はユニークでなければならない。
- データの順番はこの値の昇順に並んでいないとデータ読み込みにエラーが発生する。
- 新しく地形を追加する場合、未使用な値をf_info.txt末尾に追加する事になるが、その際、lib/misc.txtを開き、下記のように定義された地形の種類総数を予め増やしておかないとエラーが発生する。ただし現状は30ほど空きがあるようなので、特に修正する必要はない。
# Maximum number of terrain features in f_info.txt M:F:255
[タグ]
IDとは別に同じ地形情報内で参照するための呼称。後述の地形同士の関係定義に利用される。
「J:」日本語名
J:[日本語名]
[日本語名]
日本語版で表示される名前。
「E:」英語名
E:[英語名]
[英語名]
英語版で表示される名前。
「G:」シンボル表示
G:[シンボル]:[色]
[シンボル]
- 地形をダンジョン中に表記する記号。
[色]
- 地形に使用される色。
D - 黒 w - 白 s - 灰 o - オレンジ r - 赤 g - 緑 b - 青 u - 茶 d - 暗い灰 W - 明るい灰 v - 紫 y - 黄色 R - 明るい赤 G - 明るい緑 B - 明るい青 U - 明るい茶
「M:」擬態地形
M:[擬態先地形タグ]
鍵やくさびのかかった扉など、不確定時に表記される地形名のタグを参照する。トラップはこれとはまた別処理の形で秘匿されている様子。詳細な処理関係は確認中。
「W:」その他の情報
W:[表示優先値]
'M'コマンドで縮小マップを表示する際、サイズ縮小で表示を潰さざるを得なくなるに、どの地形表示を優先的に残すかを指定するもの。値が大きいほど優先度が高い。
「F:」特徴
その地形の特性。"|"で区切っていくつでも追加できる。詳細は地形情報f_info.txtの地形特徴(F:)一覧(変愚蛮怒 Ver2.1.5)と地形情報f_info.txtの地形強度(POWER_*)とサブタイプ(SUBTYPE_*)の仕様(変愚蛮怒 Ver2.1.5)
「K:」地形関係
*破壊*や、ドアを開けるといった一定のアクションが地形に施された場合に、どの地形に変化するかを定義している。定義の仕方の詳細は地形情報f_info.txtの地形変化情報(K:)の仕様(変愚蛮怒 Ver2.1.5)