2012/12/25
■ [変愚蛮怒/スポイラー]知覚と探索の計算と存在意義(変愚蛮怒Ver2.1.1)
この両者、似たりよったりでどこがどう違うのか分かりかねる上、昨今のバリアントのバランス上では存在意義そのものが問われている技能値だと思うので調査してみた。
両者の基本値はいずれも上記の通りシンプルに計算される。
種族修正+職業基本修正+職業加算修正×レベル÷10+性格修正
その他特別に以下の修正がかかる。これも知覚、探索とも同じ修正である。
- 変異「余分な目」で+15
- 狂戦士化で-15
- 探索能力向上の装備を持っているとpval1毎に+5
一応、種族、職業、性格の修正差により値の差はついている。
こうして算出された値がどう使われているのかを、 p_ptr->skill_fosやp_ptr->skill_srhでソース全体をgrepして見た結果は以下の通り。
- 知覚
- @さんが移動処理を行う毎に知覚50以上なら必ず1回、それ未満なら1/(50-知覚)の確率で探索処理を行う。('S'キーによる探索モードに入っていた場合、これに加えて必ずもう一回探索処理を行う)
- 階の雰囲気を(150 - 知覚) * (150 - 階層) / 10ターン後に見極める。(ただし最低1ターンかかる)
- 探索
- 値がそのまま%として1回の探索処理中の周辺1マスの地形トラップ、箱トラップ、隠し扉を見極める確率として扱われる。
- ただし、盲目状態か光源がないなら1/10になる。
- 混乱しているか幻覚を見ているなら別途1/10になる。
- 値がそのまま%として1回の探索処理中の周辺1マスの地形トラップ、箱トラップ、隠し扉を見極める確率として扱われる。
階の雰囲気把握に限って有用かもしれないが、トラップ感知、隠し扉感知が序盤から充実している中で、これらのステータスがほとんど死に体になっているのは否めない。