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SikabaneWorksが関係するコンテンツ(主に*band系ローグライク)の開発近況・補足から全く個人的な雑記まで。

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2012/11/26

[変愚蛮怒/スポイラー]超重量武器の使い勝手について2(変愚蛮怒 ver2.1.0)

先日の記事をアップしたところ、純戦士職だけでなく、デュアル職で重量武器が割に合うかを調査して欲しいという話が上がったので、リクエストに応えてみる。

ただ、ここまで行おうとすると、前提として打撃のシステム全体を全部さらう勢いでいかないと結論が出せない。順番に説明していきたいと思うので、焦らずに順に仕上がっていく記事をさらっていってもらえば幸いである。

打撃回数の算出は古い変愚のスポイラーでも紹介されている num(攻撃回数の最大値), wgt(攻撃回数計算に使われる武器の重さ), mul(攻撃回数の増えやすさ)、の値による計算によって成り立っている。ここに当時実装されていなかったスナイパーを加えた上再掲させてもらう。

職業numwgtmul
戦士 6 70 5
メイジ 3100 2
プリースト 5100 3
盗賊 5 40 3
レンジャー 5 70 4
パラディン 5 70 4
魔法戦士 5 70 3
混沌の戦士 5 70 4
修行僧 5 60 3
超能力者 5100 3
ハイ=メイジ 3100 2
観光客 4100 3
ものまね師 5 70 4
魔獣使い 5 70 3
スペルマスター 1 1 1
アーチャー 4 70 2
魔道具術師 5100 3
吟遊詩人 4 70 2
赤魔道師 5 70 3
剣術家 5 70 4
練気術師 4 60 2
青魔道師 3100 2
騎兵 5100 3
狂戦士 6 70 7
鍛冶師 5150 5
鏡使い 3100 3
忍者 4 20 1
スナイパー 3100 3
  • 戦士はLv40で攻撃回数が1つ上がる
  • 狂戦士は(レベル/23)回分攻撃回数が増える
  • 騎兵は乗馬していてかつ乗馬に向いている武器を装備しているとnum=5,wgt=70,mul=4

特に超重量武器の場合はnumとmulを確認するだけで十分であるらしい。wgtは打撃回数へ重量に応じてペナルティを与える際、どんなに軽い武器でも最低この値を指定せよという制約であり、最低でも300ポンド以上の重量武器を持つ場合を計算する今回は関係ない。従って、Lv50時のnumとmulの組み合わせは以下の通りになる。

職業nummul
狂戦士87
戦士75
鍛冶師55
レンジャー/パラディン/混沌の戦士/ものまね師/剣術家/騎兵(得意武器で騎乗時)54
プリースト/盗賊/修行僧/魔法戦士/超能力者/魔獣使い/魔道具術師/赤魔道師/騎兵(通常)53
観光客43
アーチャー/吟遊詩人/練気術師42
(*汚い*)忍者41
鏡使い/スナイパー33
メイジ/ハイ=メイジ/青魔導師32
スペルマスター11

実際は以前紹介した打撃性能の計算が加わり実際命中率についてはかなりの差がつくのだが、こと打撃回数と重量によるクリティカル処理に関する計算はnumとmulの同じ職業の間で差はつかないのである。

これを踏まえた上で、各num/mulを基準に重量による攻撃回数とクリティカル率のトレードオフをさらっていくことになる。次回に続く。