2011/05/25
■ [ヴィーヤウトゥムノ]SATSUGAI忍者『ウルウェン』
ウトゥムノの鬼畜大佐ロムンクァリィの妹にして、エルフ側の史書でバルログ全てが「自我をメルコールに支配された、破壊と殺戮の権化である」という誤謬を招いた元凶。もっとも、それすら半分しか正解でない。彼女は常にメルコールの命令などどこ吹く風で、エルフや人間、あらゆる動植物を殺し回った自由意志のシリアルキラーである。
メルコールに帰順したマイアの最古参組(同輩にアンナタール(サウロン)がいるほど古い)中で、唯一の女性であったが、その動機はただ、アルダの生き物を殺戮することを楽しむためであった。戦に出れば戦果は常に著しいので、メルコールは彼女の振る舞いを黙認したが、しばしばウトゥムノの民たるウルク、オログ、竜や狼まで殺戮しまわったため同時に非常に疎まれた。
絶えかねたメルコールは彼女を姉ロムンクァリィと共に、第一の妻ウルバンディの侍女兼副官にした。方向性こそ違えど烈女という点で相性が合致したらしく、ウルバンディの示唆の下、彼女は殺す相手を選ぶことを覚え始めた。メルコールは自分に忠実な妻を介して、ようやく間接的に彼女へ轡を噛ませることに成功したのである。
第一紀のある闘いの時点で戦死し、虚空に放逐されたと思われるが、漂った先で〈混沌の宮廷〉にたどり着き、拾われたヘンドレイク家の元で忍術を学ぶ。が、師の言うことを聞かず、あからさまに勘違いして学んだせいで、やがてひたすら殺しに特化した独自の「SATSUGAI忍術」を創始してしまう。この女には「火遁の術」の「遁」が本来何を意味しているのか理解できていない。
現在は姉、ロムンクァリィに従い、ウトゥムノの復興に参画。SATSUGAI忍者屋敷を作り、フィーンドによる汚い忍者軍団を形成している。
■ [D'angband/開発] D'angband制作日誌 part14
前からデータ上の実装だけ行っていた後続の要素を仮実装。これで蛆虫爺が糞犬連れたり、コーウィンが原作の銃士隊を率いるようになった。