2010/07/04
■ [ヴィーヤウトゥムノ]Silmoth, the Balrog of Twilight Sky. 'U'
捏造ユニークシリーズその3。モデルは手持ちのバルログ赤魔@。食ってるのは「上のエルフ」ではなく、その末裔も末裔の「えるふ」である。
シルモスは堕落する以前に、ヴァリエアの最高位につく星の女王ヴァルダ(エルベレス)の侍女を務めていた。その優美な容姿はヴァルダの側仕えにも最も相応しいと、ヴァルダを称えるエルフの詩文の中にしばしば添えて述べられていたという。無論ながら、彼女がメルコールの叛乱に公然と加わってからはその様に語られることはなくなり、過去の作品も一切が破棄された。
エルフの前でバルログの姿を好んで取るようになってからの彼女は、専ら相対する者にフルイスリンの名で呼ばれ、女性のマイアからバルログになった鬼女の中では、ウルバンディと呼ばれたモルリルに次ぐ第二位の格を与えられた。実際に彼女の実力はバルログの中でも上位にあったが、分けても特筆すべきは、力の悪鬼の姿を取ってもなお、軽率なエルフを誑かし、誘惑するだけの魅力を備えていた事だろう。彼女はまた翼を持ったバルログの中でも真っ先に名を挙げられる怪物で、マンウェの大鷲達とも度々争った。